SZ工法は、マンホールを利用して下水道管内にSZライナーを引込み、空気と蒸気とでライナーを拡張・加熱して既設管の中に自立管を形成する工法です。管内に形成されたSZパイプは、優れた耐久性、耐薬品性を有しています。
二層構造管SZ工法は、自立管仕様の実績をもとに、より経済的に老朽管を更生(補修)する工法です。
1.適用口径 | Φ150mm~800mm |
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2.標準施工延長 | 自立管:100m以下 2層構造管:100m以下 |
3.適用管種 | 鉄筋コンクリート管、コンクリート管、ヒューム管、陶管、鋼管、鋳鉄管 等 |
4.適用断面形状 | 円形、楕円形、矩形,卵形、馬蹄形 |
5.適用可能範囲 | 破損、クラック、継目の段差30mm以下、たるみ蛇行屈曲角10℃以下 滞留水50mm以下、継手部の隙間50mm以下、モルタル付着取付管突出し事前に除去 浸入水0.05MPa・2ℓ/min以下 |
二層構造管に対応 自立管・二層構造管/形成工法
ウインチでSZライナーを下水道管内に引き込みます。
SZライナーの端部にSZシーラーを取付け、空気圧によりSZライナーを管内に圧着させます。圧縮空気を蒸気に置換することによってSZライナーを硬化させます。
SZパイプでふさがれた取付管孔を穿孔機で穿孔します。